怒るのが苦手な課長の悩み
理想の上司とは
課長になって1年
1年間なんだかんだ乗り越えてきました。
↓記事にまとめてますので参考に
いまだに悩みも多いですが、昔から人に怒るのが苦手
イライラする事はあるのですが、それを表に出すこともなく今まで生きてきました。
怒ろうとすると変な感じになるんですよね。
何を言ってるのかよくわからない感じに。
これは体質なんだと思ってます。
ただ理想の上司として全く怒らない上司ってどうなんだろう
優しいだけの上司はダメというをよく聞きます。
私なりに理想の上司像を考えてみます。
理想の上司の姿
私の考える理想の上司は下記のような感じ
- 何事にも動じない。
- 頼りになる。
- 部下の成長を考えてくれる。
- 相談しやすい。
- 目標をもって仕事に取り組んでいる。
何事にも動じない
部下から相談を受けた際に上司が動揺してしまうと部下の不安感を煽ることにつながります。
内心はやばいなぁと思っていても表情や言葉に出てしまわないように。
私も平社員だった時はやばい問題を上司に報告、共有する事で上司の反応を見て安心してました。
ドンと構えてる上司はカッコいいですよね。
頼りになる
相談を受けた際に的確に方向性を示せる上司って出来るなぁと思います。
ただこれすごく難しい。
方向性を示す為には知識や経験がないと出来ないですし、部下をその方向へ導く為にはサポートも必要になります。
私自身今までやってきた業務とは違う課の課長になったのですが経験がないので全くアドバイスが出来ず苦しんできました。
幸い今までの人脈があったのでいろんな人に聞いて回ってなんとかといった感じ
あの上司には相談してもムダと思われたら終わりです。
部下の成長を考えてくれる
組織の成長を考えるのも管理職の重い仕事です。
部下のモチベーションを下げないように少しずつでもよりレベルの高い仕事をしてもらいやりがいもを感じてもらうのはとても大事な事です。
ただ組織の中にはスキルアップしなくてもいい、責任を負いたくないという人もいます。
こういう人たちも上手く導いてあげるのも上司の腕の見せ所
難しいですが。
相談しやすい
相談しやすい環境を作ってあげるのも大事
相談せず一人で問題を抱えてしまってあとで大問題になるケース
もっと前であればつぶせてたのに
目標をもって仕事に取り組んでいる
これは平社員の時は目先の実務で忙しく意識してませんでした。
組織の目標を明確に示してそれに全力で取り組むことで部下の意識も変わってきます。
数値で目標を示すと尚良し
怒るべきポイントと怒り方
理想の上司像を考えたものの、じゃあ上司が怒る時のポイントと怒り方ってどうしたらいいんでしょうか。
私が思う怒るべきポイントは下記2点
- 同じ問題を繰り返した時
- 何も相談せずあとで大問題に発展した時
問題が起こる事自体は仕事をする上でしょうがない。
全力でやっても出る時は出るんですよ。
大事なのは次回に活かす事と、それをいかに早いうちに潰す事
怒るのが苦手な私もこの2点は黙ってられません。
ただ私が気を付けているのは皆がいる前では怒らないようにしてます。
会議室に入って二人で話してます。
その方が私も話しやすいですし。
相談しにくい環境になっていた事にも問題あるので一方的に言うのではなく、なぜなのかをゆっくり話を聞くようにしてます。
理不尽な怒り方はダメ
怒る事もテクニックが必要と思います。
相手が納得できないような怒り方だとわだかまりが残ってしまって反省なく次回に活かせません。
私も何度も怒られてきましたが、納得できない事も多々あり。
なんで怒られないといけないのか。
なんだコイツ ムカつく
と思ってました。
毎日働いているとミスもあります。組織的な欠陥があってどうしようもなく発生した問題もあります。
一方的に怒るだけではなくちゃんと話を聞き、なぜなのか、次どうするのかをお互いに考えるのが大切です。
そんなに怒る必要もない
実際この1年課長をやってきて本気で怒る事もほぼありませんでした。
ちゃんと話すればそんなにガチガチに怒らずともいいと思っています。
怒るのが苦手なのは今後も変わらないでしょうからスタンスは変えるつもりもありませんが、管理職になったからといって無理しなくていいのではないでしょうか。
そうなった場合は実業務から外れてもらうなどの決断も必要