超心理戦 嘘食いババ抜き対決
漫画嘘食いの実写映画化が決定しました!
キャストも続々と決定し楽しみです!
原作の数ある名勝負の中からどの勝負が実写されるのか。
キャストに佐田国一輝の名前がある事からハングマン編と思われます。
ハングマン編は原作では序盤の山場であり、賭郎会員同士の初対決、お屋形様登場、初號奪戦など濃い内容が盛りだくさんです。
誰もが知っているババ抜きをここまで面白くできるのかというのも衝撃です。
嘘食いのあらすじ
嘘食いと呼ばれる主人公 班目獏は、賭郎トップのお屋形様との屋形越えに敗れくすぶっていた所で梶隆臣、マルコ、伽羅などの仲間が出来、再び賭郎会員となり屋形越えに挑む物語です。
屋形越えの条件としては、500億、命を懸ける事、専属立会人が零號である事が求められる。
専属立会人が零號である事というのがやっかいで、立会人に頑張って零號になってもらわないといけません。より低い號数を獲得するには號奪戦と呼ばれる戦いを立会人同志で行う必要があります。
世界で48人しかいない賭郎会員ですが会員同士のギャンブル戦、立会人のバトルを通して班目獏は500億、零號立会人を自分のものにしていきます。
ババ抜き勝負あらすじ(ネタバレ)
賭郎会員になった班目獏ですが、賭郎勝負を行うことになります。
対戦相手は、革命家 佐田国一輝
佐田国は東京のど真ん中(東京証券取引所 or 集英商事)へのミサイル発射を企てておりテロを起こそうと策略しています。
この佐田国のテロに便乗して株で儲けようとしている悪い人達もいるのですが、それは次のお話
富士の廃坑にて賭郎勝負
賭郎会員 班目獏 vs 佐田国一輝 |
立会人 夜行 妃古壱(弐號) vs 目蒲 鬼郎(拾號) |
勝負方法は、佐田国が目隠しして選んだババ抜きに決定
また人主の募集により勝負の掛け金を5000万⇒25億まで持ち上げた班目獏ですが負けた時の処遇がハングマン(首吊り)に決定します。
勝手にハングマンに決定された佐田国側は黙ってはいませんが、掛け金が10億しかない為飲まざるを得ません。
ババ抜きルール
0~9までの数字が書かれてカードを2セット
Ⅰ~Ⅴまでのローマ数字が書かれた5枚のババからゲームごとにランダムで1枚使用
合計21枚のカードで行う変則ババ抜き
勝負に負けるとババに書いてある数字の分だけハングマン装置(首吊り台)が組み立てられる。
11で装置が完成し、完成したら首吊りが決行
1回戦
班目獏 3枚 (ババⅤ)
佐田国 2枚
佐田国の勝利
班目獏ハングマン(5/11)
班目獏は心理戦をしかけますが、佐田国動じず。
1回戦のあと、ババの数字をみせろと言う佐田国にわざとババを落とす班目獏
カードをひろう佐田国の動作が遅い事に違和感を感じ、すでに佐田国がイカサマをしておりカメラでカードをのぞいていることに班目獏は気づいています。
時間をかけ佐田国とカメラの関係性を調べます。
2回戦
班目獏 4枚
佐田国 5枚 (ババⅣ)
佐田国の勝利
班目獏ハングマン(9/11)
心理戦をしかけますが、佐田国は全く動じません。
カメラでカードを確認しているイカサマしていますので当然ですが。
3回戦
班目獏 4枚
佐田国 5枚 (ババⅠ)
佐田国の勝利
班目獏ハングマン(10/11)
カードを引くのに20分長考する班目獏
佐田国より時間制限の要求があり、夜行立会人より「カードは1分以内に引く」というルール追加
4回戦
班目獏 2枚 (ババⅢ)
佐田国 1枚
班目獏の勝利
班目獏ハングマン(10/11) 佐田国ハングマン(3/11)
カメラが1台壊れている事で、佐田国によっと暗闇の10秒がある事を把握した獏は、その10秒を制限時間1分の最後の10秒になるよう誘導し、佐田国が見えない状態で引かざるを得ない状況にします。
5回戦
班目獏 1枚
佐田国 2枚 (ババⅣ)
班目獏の勝利
班目獏ハングマン(10/11) 佐田国ハングマン(7/11)
獏は佐田国が見えない状態の時にカードを引き勝利宣言をします。
佐田国は何も見えていない中で、獏の勝利宣言を飲まざるを得ない状態でした。
獏が勝ったと言っているので、何も見えない佐田国はそれを認めざるを得ない
6回戦(最終戦)
班目獏 2枚 (ババⅤ)
佐田国 1枚
班目獏の勝利
班目獏ハングマン(10/11) 佐田国ハングマン(12/11) ⇒ 佐田国負け
佐田国の見えない時を狙い、獏は佐田国のカードをのぞき込んでカードを選びます。
獏の勝利が決定します。
事前の取り決めで「対戦者に発覚しないイカサマに賭郎は関与しない」というルールがあったため立会人も関与しません。
ババ抜き勝負後(ネタバレ)
イカサマを見事にやぶり勝利した班目獏ですが、ハングマン編をここからさらに白熱した展開になります。
號奪戦 夜行 妃古壱(弐號) vs 目蒲 鬼郎(拾號)
最終的には夜行立会人の圧勝です。
お屋形様登場により、號奪戦が10秒で相手を死に至らしめないといけないという昔のスタイルになりましたが、本気を出した夜行立会人は1秒で目蒲立会人を戦闘不能にします。
強すぎ、夜行さん
ハングマンで首吊り執行
勝負で負けた佐田国に首吊りの執行がされます。
イカサマに加担した立会人の目蒲立会人も一緒に執行されるのですが、直前まで死を恐れない佐田国に惹かれてついたきた目蒲立会人も悔いはないといった感じですが、最後に獏の言葉により佐田国も死を恐れてしまいます。
それを見た目蒲立会人も「今になってふざけるな」と言った言葉を残し首吊りが執行されます。
一番かわいそうなのは目蒲立会人ですね。
班目獏 vs お屋形様の賭け
勝負の舞台となった廃坑の外では、ミサイル発射に向けた戦いが行われてます。
ミサイル発射を阻止すべくレオの協力を得てマルコが動いています。
ミサイル発射をしようとしている武器商人カールとカールを護衛している伽羅
マルコと伽羅の戦いも見ものです。伽羅強すぎ
ミサイル発射について獏とお屋形様の賭けが行われます。
獏はミサイルは発射されない
お屋形様はミサイルは発射される
結果ミサイルではなく、ロケットが発射され富士の樹海へ落ちる事になり賭けは獏の勝利となるのですが、お屋形様にとってはこの賭けはどっちでも良かった。
ミサイルでもロケットでも発射された事実さえあればテロが起こった事となりお屋形様が裏で行っている警察よりも強い新組織設立に向けた足がかりとなるため。
ミサイル発射されなかった事による新たな展開
ミサイル発射で集英商事の株価暴落を狙い儲けようと海外のアイデアルという組織が動いています。
次の話になりますが、大損害を受けたアイデアルが賭郎に接触してくるのですがさらに話はどんどん面白くなっていきます。
まとめ:心理戦が熱い!序盤の山場ハングマン編
みんなが知っているババ抜きをここまで心理戦に踏み込んだ漫画は嘘食い以外知りません。
負けたら首吊りとなってしまう極限状態の中でイカサマを見破って勝利する嘘食いの冷静さと頭のキレには驚きです。
また、キモさえてる梶ちゃんが銃を乱射してカメラを1台破壊してなかったら勝負はどうなっていたのかなとも思います。
なんだかんだ嘘食いなら勝利していたとは思いますが。
物語はここからどんどん面白くなっていくので、嘘食い 最高です。